てらこやだより | 奈良市学園前駅前のバレエ教室「バレエてらこや」月内振替自由!発表会自由参加!バレエを通してお子さまの育ちと、お母さんの子育てを応援します。

奈良市・学園前駅前バレエ教室 バレエてらこや
ブログ
2017年03月10日 [Default]

子は宝

もう3月なのにさむーい!!
でも、てらこやには春がやってきています

発表会が終わって、たくさんのこどもたちが
新しいクラスに進級し
新規の体験レッスンも続々です

初めておけいこ事を体験する小さい子は
お母さんから離れられなかったり
初めてのバーレッスンに緊張してべそをかいたり

まさに春の風景です

でも、ほんの何か月の間に、
こどもたちはどんどん成長していきます

そして次の春には、すっかりお姉さんお兄さんになって
新しくやってくる小さい妹、弟を迎えてくれるのです

こどもたちは文字通り
スポンジが水を吸いこむように
どんどんいろんなできごとを吸収します

だからこそ
二度とは来ない、こどもたちの大切な時間を
共に過ごしているのだという自覚が必要だなと
あらためて思います

バレエを習うのも、挨拶をするのも、
先生のお話をきいたり
お行儀よくしたり
お友達と仲良くするのも

全ては、こどもたちがこれからの人生を
豊かに幸せに生きていくための手段です
決して、大人の都合で
大人の扱いやすい人間を造ることではありません

でも、幼稚園児さんや小学生と先生という関係になると
ともすればこれを見誤ってしまうな・・・
と感じることがあります

当たり前のことですが
小さなこどもたちと大人である教師は
圧倒的にパワーバランスに偏りがあります

そして、こどもたちはスポンジですから
良いことも悪いこともどんどん吸い込みます

本物のスポンジと決定的に違うのは
そこに心があることです

大きくなって、いろんなことがわかるようになれば
吸い込むことにたいして
色んな解釈もできるだろうし
吸い込みたくないものは吐き出すこともできるでしょう

でも小さい子にはそのすべはありません

だからこそ
大人が教えることは
その子の人生を妨げるものであってはいけないはずです

なにもわからないこどもたちに
大人の偏った思想信条を刷り込むなんてもっての外です

こどもたちには
今の自分には考えもつかない
新しい何かを造り、切り開いてほしい

そうやって人間は進歩してきたはず
こどもたちに夢を託すのと
こどもたちを道具にするのとは雲泥の差です

そのことを肝に銘じて
新しい春を迎えたいと思います

「子は宝」なのですから

発表会


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